安室さんって性格がいまいちわかりづらくないですか?
優しいのかと思ったら冷酷だし、冷静かと思ったら意外と血の気が多い。紳士にみえて青山男子の自由人・・。
結局なんなのってなります。
かくいう私もかなり頭を悩ませました・・(笑)
しばらくして自分の中で着地点が見えてきたので、せっかくなのでそれをここに書いていきたいと思います。
自分への自信
自分にめちゃくちゃ自信があります。自分がなんでも出来ることを自覚しているからです。
安室さんは基本的に善良で優しい人なのですが、自分が掲げる理想のためなら、どんなことも厭わない人です。そのためなら平気で人を傷つける。し、自分が傷つくことも平気でやる。そういう激しい一面がある人。
安室さんは何も傷つけずに何かを守ることなど出来ないと思っていて、それが良くも悪くも安室さんの生きてる世界なんだと思います。
でもそのようにしか生きられない事に少し疲れているのかも知れないですね。ゼロの執行人や日常を読むかぎり。
そしてその考え方の根底にあるものはやはり自分への自信なんじゃないかなと、自分の選択が正しいと信じているから、思い切ったことができる。
目指している方向も(たぶん)コナン君サイドと同じであるんですけど、 誰のためとか、誰に会いたいからではなく、ひたすら自分の理想を追いかけているので ちょっとどこか神視点というか
安室さんがなぜここまで日本という国家に捧げているのかは未だに謎ですね・・。もともとの性格なんでしょうか。 公安という役割は国家の秩序の維持(らしい)ので仕事と言えば仕事なんでしょうけど、執行人では恋人宣言をしたり、ゼロの日常では日本酒をわざわざ料理に使うなど、仕事というにはちょっと重いですよね。個人的になにか特別な思い入れがあるんじゃないかと思ってしまいます。
おしゃべりが得意
言葉巧みに人を操るのが得意ですよね。小五郎のおじさんからさりげなくパスワードを聞き出したり・・。
その反面、ベルモットと会話中に要らんことまで口を滑らしてしまって拳銃つきつけられたり、服部くんがポアロに来たときもペラペラと知識を喋って普通の店員じゃないなと感づかれたりしています。
人の話を聞くだけなのは本来あまり得意ではないようです。風見さんとの電話や会話では自分の言いたいことだけ言ってサッサとどこかに行ってしまう(笑)
頭の回転も絶対速いので言いたいことが次々に出てくるんでしょう。好きなタイプは喋りまくってても嫌がらない人ですからね(笑)
子供のころと変わっていない
安室さんは割と感情に火がつきやすいんじゃないかなと思っています。
デカい感情もちの人
エレーナ先生のもとへ通っていた時の幼少期安室さんは泣き虫っぽいですよね。
髪色でからかわれて、日本人だと涙ながらに訴える・・。
この涙はからかわれて悲しいとか、辛いというよりは、なんでそんなこと言うんだ!僕だって日本人なんだ!という強い反発の感情が大きすぎて涙が出ちゃってるんだと思うんですよね。
自分の中で処理しきれない分が溢れてしまっているんじゃないかなと・・。
警察学校時代も喧嘩ばかりしていた
じゃあ今の温和な安室さんとどこに共通点があるのって感じなんですが、これは 少し年齢を取って自分の器用さを上手く扱えるようになったからなのかもしれないですね・・。
持ち前の器用さで大抵のことはカバー出来ると思っているので心の余裕が凄いからなのと、自分の理想が侵されない限りはとっても優しくていい人なので
しかし今でも、赤井秀一がらみのことになると途端に顔色を変えますし、落ち着いたけど自分が強い執念をもってる物に対しては感情が煮えたぎって抑えられないところは変わってないと思いますね。
というわけで、トリプルフェイスの男と言われる安室さん、結局本当の性格はどうなのって話なんですが、個人的にはすべて本当の性格だと思います。
たしかに演じている所も少なからずあるのだと思うのですが、すべてが仮面というわけでもない。すべて安室さん・・。
しかしポアロの安室さん、公安警察の降谷零、バーボンはそういう彼の複雑な性格の一面一面を切り取って誇大化した姿であると言えます。
だけど完全に作られた偽りの人格ではないんです。すべて安室さんの一部分なんだと思ってます。別々にみえるかもしれないけど、絶対どこかに共通点する部分がある気がして(笑)
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