実は作者さんはコナンがすぐ終わってしまうだろうと考えていたみたいで
一話はだいぶハジけたものになっています。(笑)
むしろ、だからウケたのかもしれませんね(‘ω’)
それに20年以上連載が続いている漫画ですから今とはキャラの性格が違ってたりしてなかなか面白いです。
そんなわけで1話のおもしろポイントをご紹介します。
※この記事はネタバレを含んでいます
キャラが違う?工藤新一
工藤新一と言えばクールな存在ですが
1話の工藤新一は褒められて高笑いするような割と普通の男子です
多分工藤新一は本来このような性格なんだと思います。
黒羽快斗(怪盗キッド)にも性格がちょっと似ているかもしれません。
登場数が少なく、かつ切ない時に出てくることが多かったために
読者の中でカッコイイ工藤新一像が一人歩きしてしまったみたいで、作者さんが久々の工藤新一登場回で馬にのせて登場させようか迷ったほど(笑)
戦闘力がすごい 毛利蘭
今は悪人にしか戦闘力を使わない蘭ちゃんですが、初期の頃は割と物を破壊するヒロインでした(;’∀’)
1話では電柱を笑顔で破壊しています
それに有名な角がまだありません
エキサイティングな殺人
ジェットコースターで首切断です
漫画では断面図がちゃんと描かれていて今よりもグロい!
アニメでは首がとれるシーンのモザイクが白で、なんかシュール(笑)
殺人方法もジェットコースターがトンネルに入った隙に席から移動して
ターゲットの首にピアノ線を掛けるという超絶アクロバット技で人間とは思えません
ジェットコースターに乗る2人
なぜか真っ昼間に黒い服着た怪しい男が2人でジェットコースターに乗っています
ジンとウオッカなんですけど。
絵ヅラが面白すぎる。
なぜ2人はジェットコースターに乗っていたかというと、闇の取引に来た男が約束どおり1人で来たのかどうか
高いところから見下ろして確認するためです。(笑)
1話の面白いところはだいたいコレですね(笑)
ジンとウオッカのキャラ
ウオッカはジェットコースターに乗ろうとする子供の中に
どけ!邪魔だ と割って入ったり、
ジンは目暮警部を見かけるや、
ヤ、ヤベ・・といって焦っています
どちらもちょっと小物っぽい(笑)
この敵役の小物感は作者さんが短期連載のつもりで描かれていたからではないかと勝手に思っています。
それ以前の作品である「YAIBA」や「まじっく快斗」などの青山先生の漫画にはシリアスな怖い敵よりどこかコミカルな敵のほうが多いのである意味コナンの黒の組織のほうがイレギュラーなのかも
工藤新一の処理方法
怪しげな取引をみた工藤新一に
未完成の薬を飲ませて死亡を確認することなくどこかに去って行ってしまいます。
ちょっとガバガバ・・
これ結構言われてますよね(笑)
私もそう思っていたのですが、今はなんだか納得してしまっています(笑)
この記事を書くにあたって1話を読み返したのですが、
工藤新一は黒の組織のターゲットではなく、取引を見た邪魔者ですし
それにジンたちは闇取引の最中であり、それに周辺を警察がうろうろしていたらしいので拳銃も使えません
死亡確認<取引を終わらせて早くその場から逃げる
という優先順位になってしまうのは
変ではないと思いますので、死亡確認をせず去っていくのはあることなのかなと思います
問題は殺し方ですよね(笑)
殴られて意識混濁しているのであれば
わざわざ未完成の薬を飲ませるより首絞めたほうがもっと確実に殺せるかも(笑)
何気に重要だと思うのですが、ジンがAPTX4869を工藤氏に飲ませる際、「この薬は死体から毒が検出されないシロモノだ・・・」
と言っています。ジンは殺した相手は忘れるというモットーがあるように
人間を殺すことに抵抗がない人間なので この薬面白そうだからちょっと実験的に使ってみるか・・ぐらいのノリで薬を飲ませたのでしょうね(笑)
あれ、やっぱりガバ・・・
怪しさ漂うアガサ博士
幼児化した工藤新一に自身の正体をまわりに知らせないようにしたのは
工藤新一自身ではなくアガサ博士なんですよね。
しかもなんか焦ってるというか
すごい剣幕で工藤新一にまくし立てています。
よく言われているのはアガサ博士が黒幕のボス説・・!
青山先生は最初ホントにアガサ博士を黒幕にしようと思っていたのではないかと私も思います。
今は流石に変えていると信じたいです。(笑)
少年探偵団と仲良くしてるおじさんが悪人とかヤダー(´;ω;`)
最後に
こう思うとコナンも最初はコミカル色が強かったのではないかと思います。
しかし、探偵漫画というジャンルと長期化に伴ってどんどん作風が現実に近いものになっていき
今の雰囲気になっていったのではないかと・・。
そんなわけでコナンの一話はとっても面白い(笑)
最近リメイク版も作られたようで見るのが楽しみです
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